• [0]
  • FM

  • 投稿者:津原泰水
 
 アクセス禁止となったFM氏のために立っていたスレッドです。
 氏の発言はすべて非表示となっています。

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sage

  • [80]
  • 今2ちゃんねるで

  • 投稿者:KEIメール
  • 投稿日:2011年12月17日(土)08時56分42秒
 
川上スレを占領して同じことを書きまくってますね
連投規制ってなくなったんでしょうか?

表のBBSにも懲りずにまた来てる、彼のことは相手にするだけムダとわかっちゃいるんですが・・・・

http://jikenkisya.blog.ocn.ne.jp/keiatjiken/


  • [79]
  • こちらこそ

  • 投稿者:津原泰水
  • 投稿日:2011年11月 6日(日)02時47分36秒
  • 編集済
 
 素早い御反応に傷み入ります。

 僕は布置くんの詩才を高評しました。それは事実です。
 しかし彼がプロ作家たちへの誹謗中傷のかぎりを尽くすことには、ずっと苦言していました。管理者としての立場上、BBSに無関係な他作家への中傷を掲示し続けることはできませんので、「これ以上続ければ非表示とする」と警告したうえで、やむなくそうしております。
 ひとつ申し上げられますのは、彼はきわめて理知的な人だということです。これはつまり、このボタンを押せば収まる、という単純な人ではないことを意味します。
 管理者の方が、苦渋の決断をなさるべきかと存じます。


追記:布置くんは元来、2ちゃんねるの住人であられたようです。それ以前のことは僕は存じません。お役に立てず、すみません。

  • [78]
  • (無題)

  • 投稿者:名無しさん
  • 投稿日:2011年11月 6日(日)02時37分55秒
 
すばやい返信痛み入ります。
そうですか。管理人にまかせるのが一番ですか。

あとここに相談ごとを持ち込んだことを快く思っていらっしゃらないようですが、
その個人サイトで件の彼が「俺は津原泰水に認められた」と何回も言うものですから
それだけ親しい人ならベストな対策をご存知かと類推した次第です。
過去にただならぬことがあったとことは知りませんでしたし、今も憶測する他ありません。
これからも布置将臣くんが個人サイトで暴れるかぎり私のような手合いは現れると思いますが頑張ってください。

  • [77]
  • ふたたび名無し様へ

  • 投稿者:津原泰水
  • 投稿日:2011年11月 6日(日)02時20分5秒
 
 管理人にお任せになるのが一番です。
 よりによってここに苦情を述べてくるような貴方が、彼と理性的に話すのは無理だと思います。
 お力になれず、すみません。

  • [76]
  • (無題)

  • 投稿者:名無しさん
  • 投稿日:2011年11月 6日(日)02時14分38秒
 
とある個人サイトで布置将臣くんが大暴れしているので
さて彼は何者かと検索エンジンに問い合わせたところここにたどりつきました。
下で同じような旨を書いている人物とは別物です。念の為。

彼の暴れっぷりには本っっ当に困っているんですが、
個人サイトの管理人にまかせるしかないのですか?
彼と理性的に話すことは無謀だとお考えになりますか?
もしそうでなければ頑なな彼の心を溶かすヒントをご友人の立場からお教えください。

  • [75]
  • 名無し様

  • 投稿者:KEIメール
  • 投稿日:2011年11月 3日(木)09時56分46秒
 
いつか2ちゃんに「将臣のせいで多くの掲示板が閉鎖に追い込まれた」と書かれてましたですね
だけど彼が一時落書きしていた「ラジー賞スレ」は今も健在だし、そも彼は自分のアラシ行為を忘れてたらしいです、当BBSもこの通り、なので断固アクセス拒否されれば済むのではないかと愚考いたします

私は、現在直接攻撃されている弘美さん(角田光代さんと安部龍太郎さんも)の対応がわからないので態度保留中です
これについてご存知の方がありましたら教えてください

http://jikenkisya.blog.ocn.ne.jp/keiatjiken/


  • [74]
  • 名無しさんへ

  • 投稿者:津原泰水
  • 投稿日:2011年11月 1日(火)20時19分19秒
 
 管理者が管理なさるほかないですね。
 お力になれず、すみません。

  • [73]
  • (無題)

  • 投稿者:名無しさん
  • 投稿日:2011年11月 1日(火)20時00分23秒
 
布置将臣氏が個人サイトの二次創作掲示板にまで出張してきているのですが……。
我々凡人には意味の分からない文章を撒き散らしており、非常に困っております。
早く引き取ってください。

  • [72]
  • そういえばそんなことも

  • 投稿者:ニノチカ
  • 投稿日:2011年10月 4日(火)23時21分48秒
 
 KEIさん、これのことですよね?
http://6300.teacup.com/osamun/bbs/t9/310

 怒っていないとは書いていませんが、確かに痛くも痒くもなかったみたいです。
 当事者(というほどでもありませんが)か否かという違いのせいでしょうか。

  • [71]
  • 管理者判断ですね

  • 投稿者:津原泰水
  • 投稿日:2011年10月 4日(火)20時56分7秒
 
KEI様;

 本来の布置くんが暴力性のない優しい人だというのは、多くが分かっているけれど、より多数の、そのコンセンサスの外側にいる人々に読まれ、川上弘美さんらの業務の妨害となると思われれば非表示、差し障りなかろうと判断なさるなら表示、ということでいいと思います。

 僕が今のところ布置くんの投稿を非表示にしているのは、ルールを守ってくれなかった友人に対する、怒りの表明としてです。
 ランドールのを表示しているのは、多くの人々に参照していただくためです。正反対の想いからです。

  • [70]
  • ?

  • 投稿者:KEIメール
  • 投稿日:2011年10月 4日(火)00時46分30秒
  • 編集済
 
今朝ほど書き込んだつもりだったけど、反映されないんだろか

彼の行為は弘美さんに対する「威力業務妨害」に当たらないのかな-と書いたのだが・・・

追記-ちゃんと書き込めたみたいね(単純な操作ミス?)、彼のレスが犯罪記録になるかもしれないのならあわてて消さない方がよいかもと愚考する次第、いや別に自分への「自殺教唆」を訴えるつもりなんかないけど

ニノチカさん、マグにゃんのことは全然怒ってないとおっしゃってましたよね?

http://jikenkisya.blog.ocn.ne.jp/keiatjiken/


  • [69]
  • KEIさんへ

  • 投稿者:ニノチカ
  • 投稿日:2011年10月 2日(日)20時23分14秒
 
 私は少し怒っていましたけれど、そのように無駄に感情を浪費する人間が一人くらいいてもまあいいか、と思います。
 まだ人間が出来ていないものですから。

 写真の蝶々、綺麗な色ですね。
 後ろに葉をかじった跡があるので、幼虫が食事をしながら眠って、目覚めたら蝶になっていた(という夢だった)、みたいなことを考えたり。
 蝶の幼虫の食べる種類の葉か、私にはわからないのですが。

  • [68]
  • 延焼中

  • 投稿者:KEIメール
  • 投稿日:2011年10月 2日(日)18時46分30秒
 
何か絨毯爆撃されてるよーな・・・

http://jikenkisya.blog.ocn.ne.jp/keiatjiken/2011/10/post_b16c.html

だけど痛くも痒くもないってこういうことかと私は思ってるし皆さんもそう・・・・・ですよね?

http://jikenkisya.blog.ocn.ne.jp/keiatjiken/


  • [67]
  • 炎上初体験

  • 投稿者:KEIメール
  • 投稿日:2011年10月 2日(日)04時36分31秒
  • 編集済
 
彼、こっちへ引っ越して来たみたいです(コメント)

http://jikenkisya.blog.ocn.ne.jp/keiatjiken/2011/09/post_8da6.html

ブログ人にはブロック機能がないらしいし、ちょっと面白いところもなくはないのでしばしこのままにしときます

http://jikenkisya.blog.ocn.ne.jp/keiatjiken/


  • [66]
  • せっかくなので投稿

  • 投稿者:烏賊娘
  • 投稿日:2011年10月 1日(土)20時43分17秒
 
布置さん

あなたはやはり、詩人ですね。議論や論理の構築には向かない。批判してそう言うのではありません。詩人の看板を掲げておきながら、評論や翻訳にばかり手を染める文学者がどれだけ多く輩出されてきたことか。あなたはしかし、違うみたいですね。詩に対してのみ、全身全霊で向き合える資質を備えているんだと思います。

布置さんは自らの感覚、感性に従順です。論理もへったくれもない。いいと思うというか、詩人であるならそうあるべきだとすら思います。しかし、詩人であるなら言葉の濫費は控えるべきなのではないでしょうか。あなたがいま投稿を差し控えろと忠告されているコメント、その多くは詩ではないでしょう。あなたがいま抱えている怒りが本物であるのならば、その真剣さに見合った表現で立ち向かうべきだと愚考致します。

布置さんなら、いま垂れ流している何千何万語のコメントを詩の一節に凝縮し昇華できるんじゃないでしょうか。それが出来なければ詩人ではないし、あなたのその真剣さはそれをして初めて衆人に伝わる類のものだと思います。

津原泰水に誉められる詩をものせる人物が、いまいったいどれだけいるのでしょう。氏があなたの作品を認めるコメントをし、いったいどれだけの作家志望者、詩人志望者が歯噛みしたか知れません。私は正直、羨ましかったし、悔しかった。

これはお願いなのですが。あなたにはそれだけの詩を書く能力が備わっているのですから、川上弘美さんやKEIさんに対する怨みは作品に託してくださいませんか。中原中也は長谷川泰子の名前を詩に入れましたが、私怨を抱いていた小林秀雄の名は詩に入れなかったじゃないですか。金子光晴だって、政治家の名前を詩に入れるようなことは絶対にしなかった。

あなたは論理の人ではないから、議論には向かない。このままでは、いつまで経っても拒絶されたままです。でも、あなたには詩が書ける。それが本物であるのなら、あなたは受け入れられると思います。何卒、前向きに御検討くださいませ。


……と、書いているあいだに措置が取られた模様です。せっかくですので、投稿させて頂きます。

  • [65]
  • 君は、それ以前だ

  • 投稿者:行頭空け
  • 投稿日:2011年10月 1日(土)19時52分42秒
 
 津原氏に言われたので、こちらに。

>布置将臣

 君は、提示されたルールを守らない。「これは正しいんだ」と主張する為には、正しいルールを守らなくても構わない、と取られる言動を繰り返す。

 私は、君が盗用・盗作されているか、判らない。

 だが、はっきりと判っている事がある。

 それは、津原氏が好意で、君が盗用・盗作の検証の為ならこうしてくれ、と提示したルールを守る積もりが無い事だ。
 この点で、君が間違っている事は、明白だ。

 上の点に於いて君が間違っている事は明白なのだから、君は当然、間違ったものとして取り扱われる。
 只、それだけの話だ。

 自分は正しい事をしなくても、人には、自分は正しいと言う主張を聞いてもらえて当然だ、と言う態度を治してからおいで、坊や。

  • [64]
  • 七夜物語

  • 投稿者:KEIメール
  • 投稿日:2011年10月 1日(土)17時40分14秒
  • 編集済
 
将臣君へ、あえてこっちへ書く
弘美さんの朝日新聞連載作品、5月で完結してるのにまだ単行本出てないんだね
もしや君が新聞社へデモをかけたので、会社側は「疑わしきを如何にすべきか?」と悩んでるとか?まさかとは思うけど・・・

ところで津原さん、表BBSのはるか下へ行ってしまったけど駄文の「オリジナリティ」をお認めいただきありがとうございます、プロ作家に誉められるとは身に余る光栄で-と実はこれを言いたかったんだったり

でもって将臣君、もう一回だけ聞くよ

君は「アフリカ(前はインドだったけど)でライオン」、「南米でジャガー」、「シベリアでアムールトラ」、「インドでベンガルトラ」

と「どっかの大型ネコ科動物」を書いてるヒトがいたら誰彼かまわず攻撃するの?

ムリだといいうことはわかるよね

http://jikenkisya.blog.ocn.ne.jp/keiatjiken/


  • [56]
  • よけいなことを言うもんじゃない

  • 投稿者:KEIメール
  • 投稿日:2011年 9月27日(火)23時16分56秒
 
久々にBBSでそれを思い知らされたよ、ざっと20年ぶりかも

将臣君、元気でね、いつか穏やかに話せる日が来るとよいな

http://jikenkisya.blog.ocn.ne.jp/keiatjiken/


  • [55]
  • 「反曲隧道」について

  • 投稿者:津原泰水
  • 投稿日:2011年 9月27日(火)23時06分22秒
 
布置様

 正直に記す。「大宮のドラキュラ伯爵」のモデルとなった人物との、トラブルはあった。
 作品が実話に基づいているわけではない。豆腐のことを話した覚えなどないし、「ドラキュラ」は僕が加えた単語。また「猿渡」のモデルが僕でもない。しかし語り手なので読者に混同されがちではあった。
「今度の短篇にちょっとニックネーム借りるね」「どうぞ」といった、作家同士の遊びですよ。しかしのちに肖像権を主張されてしまった。

 さらにはホラー作家への「怖いもの」アンケートで、「原爆」という回答を呈示されたので、これはいかんと思ったね。僕が広島人であることが、彼の念頭にあったかどうかは知らない。
 とにかくまずいと思った。東京育ちの彼には、被爆者の悲惨な歩みにリアリティをいだけなかったのだろう。ともかく、それはショウではない。娯楽を語る場で出すべき言葉でもない。
 ネットで直言した。「親切な方が教えてくれた」と反論された。どこかで聞いたような話だ。
 そのときのことが間違って伝わっている。

 恐怖と笑いは似ている、と僕は思う。
 飄々たる笑いがあるなら、飄々たる恐怖があってもいい。君の求める重厚さは、あのシリーズには無いよ。古風なゴシック小説に僕は飽き飽きしていた。
 固有名詞の使い方も、僕にとってはトライアル。というか公開実験。奇矯な創作料理みたいなもの。
 なにが古びてなにが残るか。君に伝わったんだから、今のところ『ダイ・ハード』は古びていないらしい。
 少女小説の時代は、むしろ古びやすい名詞は避けていたよ。

  • [54]
  • 詩について

  • 投稿者:津原泰水
  • 投稿日:2011年 9月27日(火)22時39分15秒
 
 そちらの諍いに僕が出る幕はないと思うので、予定どおりに。

布置様;

 なるほど。「読める」ね、君は。
 言い訳がましく見えるかもしれないが、いちおう解題をば。

 いずれも、夭折した無学な詩人の、ノートにあった言葉。船上での創作メモ……として小説のなかに鏤めたもの。
 宮沢賢治くらいの時代というのは、大正解。それより十歳くらい若いが、執筆活動していた時期はほぼ同じくらいの設定。
 したがって、あまりシェイプアップしてしまうと、「なんだ、津原が全力で書いてるんじゃないか」と読者をしらけさせてしまう。現代的になり過ぎてしまうというか。
 当時の詩をいろいろと研究してね、泥臭さを残した。
 津原泰水の作品、だったらあの通りには書かなかっただろう。でもまあ、気に入っているよ。

 駄目押しの「小鬼」はやり過ぎかと思ったが、あの詩全体、ワルツのリズムに乗るように作ってあってね、じつは手すさびにメロディも書いた。第三節の「小鬼」は旋律が下降し、第四節の「小鬼」は上昇する。そういう効果もふまえている。「うわ、まだ続くのか」という。
 日本に西洋文化がぐちゃっと一塊になって入ってきてた時代、そんな詩作をする人もいたんじゃないかと思ってね。

 ともかく御評価に感謝します。こういう話は愉しいし、仕事への活力になる。
 おっと、もう新しい投稿が。今からお返事します。

  • [49]
  • 確認しようとすると

  • 投稿者:KEIメール
  • 投稿日:2011年 9月27日(火)21時52分41秒
 
ストーカーって言うわけだ
-------------------
【鈴村和成、野村喜和夫:金子光晴流サバイバル術】
    《KEIさんの所感》
 想像以上に型破りな詩人と浮気だけど忠実な(どういう意味だってそういう意味)奥さんの一代記、まさに事実は小説より奇ってね
  私はこのヒトの現役時代をリアルで知ってるのである、まだ作品を売ってたので思わず注文してしまったのだった
-------------------
よく見てちょうだい、イカちゃんは「すばる」に載った「金子光晴流サバイバル術」についての私の記述を「ラジー賞スレ」にコピペしてくれたのだよ
それを即「イカちゃん=金子擁護者」として攻撃したのはまちがいなく君だったのね、合ってる?

念のために言えば答えは聞いてないよ、私はストーカーじゃないから


http://jikenkisya.blog.ocn.ne.jp/keiatjiken/


  • [44]
  • まずはお詫び

  • 投稿者:KEIメール
  • 投稿日:2011年 9月27日(火)20時18分53秒
  • 編集済
 
ピューマが南米の「ジャングルキャット」(昔のディズニー映画)と同じものだったとは不明にして知らなかった、誠に申し訳ない、アメリカライオンと呼ばれる大型種だとばかり(実際北米では大型種なんだよ)・・・だけどやっぱ豹(ジャガーの親戚)とは違うものなんじゃない?(我ながら姑息)

ラジー賞スレはこちら、もしや君、ここへ落書きしてないとか?
http://9219.teacup.com/340/bbs/t1/

因みに君(を名乗るキャラ)が即反応した私の文章はこれ(イカちゃんによるコピペ)
-------------------
【鈴村和成、野村喜和夫:金子光晴流サバイバル術】
    《KEIさんの所感》
 想像以上に型破りな詩人と浮気だけど忠実な(どういう意味だってそういう意味)奥さんの一代記、まさに事実は小説より奇ってね
  私はこのヒトの現役時代をリアルで知ってるのである、まだ作品を売ってたので思わず注文してしまったのだった
-------------------
見た記憶ないけど反応したのは自分かもしれない-なんて言わないでね

http://jikenkisya.blog.ocn.ne.jp/keiatjiken/


  • [41]
  • 『赤い竪琴』から#4

  • 投稿者:津原泰水
  • 投稿日:2011年 9月27日(火)11時51分3秒
 
 九月十五日、海穏やか、食後デツキでタバコを喫つてゐると近くで水煙が上がつた、船を面白がり併走してゐるらしく何度も吹き上げる、やがて波間に背を覗かせた、一度船員室に戻つて是を書いてゐる、外では記しておくべきを幾つも思ひ付いたといふのに既に殆ど忘れてゐる、海風に溶けてしまつた、近頃の自分は色々な事を忘れがちだ、思想も詩句も意地も悲しみも海の風には敵【かな】はない、波音にも敵はない、そも/\自分といふ存在からして彼【あの】勇魚の一瞬の夢かも知れぬ。
 海暮しが続くと陸での思ひ出がみな昨夜の夢か妄想のやうに思へてくる、家族や友も今頃は自分を、彼奴【あいつ】は幻だつたとでも感じてゐるだらう、いつそ生身の自分は誰からも忘れられてしまひたいと感じる事がある、たゞ手紙のインキの染みとして彼等を未来で待ち受けたい、自分は一刹那の永遠である、海の上では何故だかさう確信できる。
 雲の加減で、デツキに落ちた自分の影が丸亀や神戸での其【それ】を思はせる美しい紫に移ろつたが、直ぐさま黒々たる生命体に返つた、影は一切を記憶してゐる、長らく海に出てゐると生身と影が入れ替はつてしまふらしい、ならば仕方ない、運命にばかりは抗へぬ、いつそこのまゝ稀薄になり透明になり、代はりに自分は海にも陸にも濃き影を遺さう、小さき闇は何人【なんぴと】かが灯せし焔を赫【あか】く輝かせるだらう、再びデツキへの扉を開き風と波の狭間へと出てゆく此身を焦がすがいゝ、太陽、俺は此処に居る。

  • [40]
  • 『赤い竪琴』から#3

  • 投稿者:津原泰水
  • 投稿日:2011年 9月27日(火)11時50分5秒
 
 なほ時間潰しの微睡【まどろ】みか
 わが小城にあかり点さば
 俄【にはか】に楽音狂ほしく響いて
 胸のうつろにエコオせり

 夜おとづれざる闇に漂ふ
 痴【し】れ者に撃たれし沖千鳥
 邦をぞ慕ひてほとばしる
 温【ぬる】き血汐が海にまじはる

 ふねにうき出し鋼【はがね】の錆は
 浜路【はまぢ】の苔の花にも似たり
 海の血汐の乾きしあとか
 吾にまとはる小鬼の色か

 朱く潜みし小鬼のなさけ
 げに不吉なる形を成して
 瞼にをどり鼓膜をはたき
 盲【めしひ】で聾【みみしひ】のわれをいざなふ。

  • [39]
  • 『赤い竪琴』から#2

  • 投稿者:津原泰水
  • 投稿日:2011年 9月27日(火)11時48分46秒
  • 編集済
 
井筒様 前略 枯葉新刊、神戸シーガル亭に届いてゐました、ありがたう。暫く前から看板鴎亭に変はつてゐます、今後はさう表書きしてください。拾い読みしてゐます、又多数お載せくださつたのを知り恐縮しました。
 ジァン・コクトオ作某、海上にて読み了りました、貴重な御本ですから郵送せず、横濱立寄の際お宅までお持ちします。未知の人名多く、若し彼等の詩や音楽に通じたうへ読んでゐたならずつと面白からうと思ひました。
 パラオの人はビンロウ椰子の実を噛み、口を赤く染めてゐます、或る種のアルカロイドが生成され止められぬのださうです、古参の機関士が「航路が変はると苦しくなるからやるな」と教へてくれました。私がコクトオ氏の如くアルカロイド摂取の蛮習に溺れる事は無いでせう、海上に暮らすといふのは強烈な詩的体験です、私は其の感覚を写実してくれる言葉を探し続けてゐます。
 感心した文句は幾つも有りました。一つ書き写します。……詩人は、ユウゴオや、シェリイや、バイロンのやうに政治家でない以上、自分の國語を、自分の國語の精神を、自分の國語の魂を理解する讀者以外のものを當てにしてはならない。
 かういふ文句に、仏語を解さぬ者が訳書から感心するのは矛盾ですが、詩人は自分が用ゐてゐる言葉を心底から信じねばならぬ、信じきれぬを吐いてはならぬといふ戒めとして心に残りました。島民の拙い日本語が湛へる詩情にハツとなる事が有ります、彼等は拙いが故言葉を飾る事が出来ません、即ち嘘は吐けぬといふ事です。
 併し彼等の日本語は彼等元来の国語ではないのです、ならば詩人の成すべき仕事とは、発語の技術を磨いた挙げ句、一切を忘れ野蛮に帰す事ではありますまいか。私ときたら未だ最初の一言を探して彷徨ふ段階に居ます、私には時間が必要です。
 来月復路、横濱下船の手続き取りました、何か珍しい品お持ちします。昆虫標本、如何でせう。同人の皆樣に宜しく。草々 一七年十月吉日 玄

  • [38]
  • 『赤い竪琴』から#1

  • 投稿者:津原泰水
  • 投稿日:2011年 9月27日(火)11時47分21秒
  • 編集済
 
 津原さんの詩は無いのかと布置くんから問われたので、『赤い竪琴』という恋愛小説に織り込んだ、詩人の文章や手紙を転載しておきます。
 戦前の、無学ながらポオに影響を受けた、「寒川玄児」という船乗り詩人の作という設定で、要するに贋作なんだが、人によっては「津原の詩」に他ならないと仰有る。評価を求めるような代物ではないが、僕がそれなりに真剣であるという立証くらいにはなるだろう。
 リンクフリー。いくらでも引用してください。僕の作品という設定ではないから。

   *

 ダバオの港を離れるや非道い時化に見舞はれる、灰色の闇を錐揉みに何処までも墜ちてゆくやうだ、フヰリピンからの乗客に苦しむ者多数、船内そこかしこに嘔吐臭満ちる、掃除を手伝つてゐると一乗客から沈まぬだらうねと問はれた、大丈夫ですと答へる、本当は時化るたび心の隅で死を覚悟する、併し自分は死ぬのが怖い。
 時化深夜まで続くも、朝には凡て悪夢に過ぎなかつたかの如き晴天。
 計器点検後、8/0ワツチ、何事も無し、たゞ眠い。

 三月九日夕刻、マラカル泊地に投錨、荷役後、街。
 南洋庁の在るコロオル島は日本人の姿ばかり、目抜き通りには土産物屋が軒を連ねる、Kに珊瑚の髮飾り買ふ、自分が乗る市電を停めて軍楽隊が行進していつた、他客にお祭りかと訊ねた、そんな筈はないと云はれた、練習だらう、終点まで乗る。
 島女の置屋に遊ぶ、みな大柄で美しく変はつた体臭がある、若いのは必ず日本の名だ、みな歯が赤く染まつてゐる、ブウといふ木の実に焼き珊瑚の粉をかけカブイなる葉と共に噛むと、口中が真赤に染まる、血のやうな唾液をしきりに吐き棄てゝゐる。
 分けて貰つて真似をした、眠気が失せ包容力が増したやうな気がしてくる、トミヱがタバコをねだる、金鵄を一本呉れてやると、喫ふのではなくブウと一緒に噛んでゐた、かうやると効き目が強いと日本語で云ふ。
 金鵄の箱に見入つてゐる、まるごと遣つた、昔は蝙蝠の図であつたと教へると大層面白がり、御礼に蝙蝠を食はせると云ひだす、冗談だと思つてゐたら一匹ごと椀に浮かんだのを運んできた、トミヱ曰く此獣は果実しか食はぬから肉が旨い、身を崩すとスウプが血と内臓でどろ/\になる、とても食はれぬ、トミヱは頭も囓つてゐた。
 翌昼出航、快晴続く。

 蝙蝠猟は簡単だ、好物の果実に釣針を仕込んでおく、翌朝になると暴れ疲れた蝙蝠共が軒下にぶら下がつてゐる、猟師はそのまゝ束ねて売り歩く、自分の考へた絵空事だ。

 三月十日夕刻、ヤツプ島。
 任期を終へた南拓の技士等が乗り込んでくる、見送りの人々を双眼鏡で眺む、島民は裸同然である、此島では女も胸を隠さぬ、背後の椰子林が優美きはまりない。
 デツキの自分にも手を振つてくる、艀に飛び乗つてしまひたくなる、テニアンとサイパンでは上陸できる、十九日には横濱、神戸まで二夜。
 さつき母港の景色が花火の如く脳裡に弾け、吃驚した、熱病かもしれない。
 女の指に裂かれし翼、赤き歯に圧砕されし俺の頭蓋、今宵もおのゝけ、
 満天より棘降りしきり、吾が六分儀をつらぬきし音に。
 粉々の玻璃……大群衆の眼のやうな漣、
 無限に分裂せし生命球の、
 永劫なる音楽にしばられ、
 未だ南方を彷徨つてゐる。

  • [37]
  • 受けた!

  • 投稿者:KEIメール
  • 投稿日:2011年 9月27日(火)10時10分54秒
 
(と喜ぶ単純バカ)
津原さんに「綺麗」と言っていただけるとはエクセルも捨てたもんじゃない・・・

ところで将臣君へ
南米にピューマはいない(いるかもしれないから探すって?)、ピューマは北米の動物で(今でもけっこう危険らしい)、南米にいるのはジャガー、中国にいるウンピョウとの共通点はネコ科ということだけ、君はインドでライオンに遭うとか、シベリアに「ベンガルトラ」を探すとか書いてるヒトがいても攻撃するの?
と、これラジー賞スレに前書いたけど消した(君の落書きが非表示になったからね)のでもう一度

回文には素直に感心、「すばる」に「かなかじり」ってページがあって毎月ファンタスティックな回文が載ってる(私はあんましまともに読んでない)けど、知ってた?

http://jikenkisya.blog.ocn.ne.jp/keiatjiken/


  • [36]
  • お世辞でもなんでもなく

  • 投稿者:津原泰水
  • 投稿日:2011年 9月27日(火)00時13分6秒
  • 編集済
 
 このスレッドのトップ、布置くんの「語り草」の冒頭は、僕が読んできたなかで、最長の回文です。
 ちょっと言葉の句切りや表記を変えさせていただくね。失礼。

夜 戸を閉め 出て 答え秘めたる飢えた子 探りたか神の罪 光る川
分かるか 秘密の甕(みか)語り草 答えうるため冷えた子 手で飯を取るよ

 回文は濁点や半濁点を無視していい(でないと出来ない)というルールがあるんですが、これは濁点もクリアされています。
 ゆいいつ「探りたか」(布置くんの表記では「捜りたか」)が文法的におかしいんですが、意味は通じるし泡坂妻夫さんの回文にさえ見られる誤差なので、一種の回文文体として容認できます。


付記:「探りたか」は「探ったか」の音便化以前のかたちとも解釈できます。「文法的におかしい」を訂正します。

  • [35]
  • AEIUO

  • 投稿者:津原泰水
  • 投稿日:2011年 9月26日(月)17時47分34秒
  • 編集済
 
 うわあ、綺麗なグラデーション。
http://jikenkisya.blog.ocn.ne.jp/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2011/09/26/tsuhara4.jpg

 ダウンロードさせていただきました>KEIさん
 僕の感覚は情景の想起であって単色ではないんですが、とまれ、音楽をやっている人にとっての「あるある」は、「レが緑色」と「ラが空」だと思っています。
 念のためこっちにも僕の共感覚(?)を再掲しておきましょうね。

 ド  :石造りの屋内もしくは鉄塔の内部
(ド# :飾られた絵画や置かれた本)
 レ  :緑色
 ミ♭ :地面
 ミ  :果実の色、特にオレンジ
 ファ :ベージュの壁や布
(ファ#:黄金色)
 ソ  :窓の光など光源
(ソ# :銀色、燻銀)
 ラ  :空と雲
 シ♭ :瑠璃もしくは海
 シ  :ラヴェンダー

 ちなみにランボオの「母音」、裸で眠っている女性の「えかきうた」だという説もあります。「裸で眠っている」というのは僕の妄想ですが。

 Aは黒:ひっくり返すと陰毛の形
 Eは白:筆記体(もちろんランボオは手書き)を横にすると乳房の形。
 Iは赤:横にすると唇。
 Uは緑:逆さにすると髪の毛。
 Oは青:目覚めたときの女性の眼。

「目覚めたときの」というのも僕の妄想。でも詩のあとの部分ともけっこう対応しています。

  • [34]
  • Rimbaudその他

  • 投稿者:KEIメール
  • 投稿日:2011年 9月26日(月)15時49分35秒
 
将臣君のレス拝見
2ちゃんに「川上弘美」を名乗る怪人物が出没して君にからんでるのは以前目撃したけど、そいつは2ちゃんの「村上春樹」と同じ「そういうHNを名乗るお騒がせキャラ」で、その名の作家さんとは無関係だろうと愚考する次第、私は弘美さんの作品を全く読んでないのでそれ以上のことは言えない

http://jikenkisya.blog.ocn.ne.jp/keiatjiken/2011/09/post_29dc.html

ただ「音程」または「音形」と色の関係について考えてみたのでヒマがあったら見てやってくれたまえ(津原さんもよろしく)

ところで君が当BBSへなだれ込んで来たのは「ラジー賞スレ」を締め出されたからではないかと推測する、君はかのスレへ「落書き」に来てまず「金子光晴」に反応した、その文章を書いたのは私だった、私はそれまで君を全く知らなかったのだから君を巡る陰謀に加担のしようがない、それは今でも同じ-ということでご理解いただけるかな?

http://jikenkisya.blog.ocn.ne.jp/keiatjiken/


  • [32]
  • 唸った

  • 投稿者:津原泰水
  • 投稿日:2011年 9月26日(月)08時01分45秒
 
布置様;

 これまでに読んだ君の文章のなかで最も佳い。
 推敲を重ねられているようだが、それは素晴しいことです。
 より無駄(助詞や指示語など)を削ぎ落とし、単語同士の違和感を強調なさると、より強くなると思う。うまく云えないが「ぶつけ合うこと」。その火花。
 すでにそうされているかもしれないが、実際に口に出して読んでみると、無駄な部分が分かりやすいです。

 なるほど、詩才に矜恃をいだかれるわけだ。
 以上、中間報告として。